よくあるご質問

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患者さんからよくいただくご質問を紹介しています。

Q1.冷シップと温シップの使い分けは?

基本的には急性期は冷シップを使用しましょう。たとえば打撲で腫れているときや腰が急に痛くなったなどです。温シップは慢性期に使用しますが、唐辛子が塗っているものが大部分なので、シップかぶれする事もあり、当院では冷シップでは冷たいと感じる方に温シップ処方をする事が大部分です。

Q2.膝の水を抜くと、癖になる?

基本的にはありません。水が沢山溜まっていると、関節の不安定性が増し変形が進む、曲げ伸ばしがしづらくなり、その結果伸びない曲がらない膝になり、他の関節にまで影響が及ぶなどが考えられます。抜く事が必要ですが、漫然と抜くのも問題です。水が溜まる原因を考え個々の人毎に対応する事が必要です。

Q3.サプリメントは膝に効果あるの?

世の中には沢山のサプリメントが売り出されています。これを賢く利用するのもひとつの方法ですが。残念ながら、膝の軟骨に対しては、それほど強い作用を持つものはないようです。コンドロイチンとグルコサミンの併用で膝関節痛が軽減したという報告はあります。ヒアルロン酸は効果があるというしっかりしたデーターはありません。ヒアルロン酸は注射で直接関節内に入れて効果があります。

Q4.ぎっくり腰はどうすればいいの?

他の症状、たとえば足の力が入りにくく指が曲げられないとか、尿が出にくいとかの腰痛以外の症状があれば、椎間板ヘルニアの神経圧迫などが考えられますから、すぐに手術可能な病院に行くのがよいでしょう。腰痛だけであれば、コルセットや鎮痛剤があればそれを利用し、痛みを誘発するような動作は避けましょう。一般的なマッサージはしないで動ける範囲は動きましょう。どちらにしても正しい診断が必要です。

Q5.足の捻挫はどう治療するのですか?

まず、RICE療法といって、足を少し挙上し包帯などで圧迫し安静に保ちながら氷でできるだけ冷やす事です。痛みが強ければなるべく足を着かないようにしましょう。捻挫は主に足の靭帯の損傷ですので、その損傷の程度に応じて、シップだけですむものからギプスが必要なものまであります。捻挫だと思っていたものが骨折だったという事がありますので、レントゲンで診断する事が重要です。

Q6.年のせいで腰痛は治らないといわれたが?

確かに高齢の方の腰痛の治療は困難であり、症状を緩和させる事が中心となってくる事が多いようです。ただ、レントゲンなどで腰痛の原因が、背骨が曲がっている、背骨にすべりが起こっている、関節が痛んでいる、不安定性が出ている、骨自身が弱っている、変形した骨や靭帯が神経を圧迫しているなど、色々な要素が考えられます。それぞれを分析し総合的に判断し、薬(漢方薬も含め)、リハビリ、運動、日常生活の注意点を守って頂ければ症状も軽くなり、改善する方もおられます。

Q7.診察の予約はできないのですか?

現在はすべての方を診療時間内に診察させて頂いております。整形外科という科目上、救急で外傷を取り扱う事も多く、処置に時間がかかると、診察の時間が確保できなくなる事もありますので、予約診療は行っておりません。今後、特殊な治療については検討中です。

Q8.手術の相談はできますか?

当院では手術を行いませんが、私も多数の手術の経験がありますので、その経験に基づいたアドバイスと患者さんの希望も考慮し、信頼できる医療機関を紹介させて頂きます。

Q9.アンチエイジングの治療は行っていますか?

プラセンタ療法を行っております、キレーションなどの点滴治療は今後時期をみて導入して行こうと考えております。